この記事では、「提起」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「提起」の正しい読み方は「ていき」と「ていぎ」どちら
提起の漢字を目にした人の中には思わず、ていぎと読んでしまう人もいるものです。
確かに提の漢字にはそのまま、ていという読みは存在しますが、問題が後に続く起の漢字でこちらには、ぎという読み方は存在していません。
そのため提起を、ていぎと読む事は出来ず、ていきと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
提起の提の漢字は単体で、ていと読む事が出来る上に、起の漢字も同じく単体で、きと読む事が可能です。
以上の事からシンプルにその2つの読み方を組み合わせる事で、提起は、ていきと読むべき言葉となっています。
「提起」の意味
提起は、差し出すや持ち出す等の意味を持っている提の漢字に、おきあがるや仕事や活動等を始めるといった意味を所有している起の漢字を付け足す事で成立した言葉です。
だからこそ提起は、議論等の場に持ち出す事や持ち上げる事、といった意味を表します。
「提起」の言葉の使い方や使われ方
・『彼は長年放置されていた問題を、勇気を出して提起しました』
・『彼女はホームルームで、クラスのいじめという問題を提起したのです』
・『私が国会議員に当選したら、予算に関する疑問を提起します』
まとめ
提の漢字には、ていという読みが存在していますが、後に続く起の漢字の方には、ぎという読み方は存在していません。
なので提起を、ていぎと読む事は不可能であり、ていきと読むのが正しい読み方となっています。
更にそんな提起は、問題や話題を議論の場等に持ち出す事とか、引き上げるといった意味を示す際に、用いられる言葉となっているのです。