「敵わない」の読み方と意味とは?「かなわない」と「できわない」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「敵わない」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「敵わない」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「敵わない」の正しい読み方は「かなわない」と「できわない」どちら

「敵わない」「かなわない」と読み、訓読みになります。

訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。

「敵」は音読みで「てき」、訓読みで「かたき・あだ・かな(う)」です。

「かなわない」は常用外で、「できわない」という読み方はありません。

因みに、音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

正しい読み方の結論

「敵わない」の正しい読み方は「かなわない」です。

「できわない」とは読みません。

「敵わない」の意味

「敵わない」は動詞「敵う」の連用形に打消しの助動詞「ない」が付いた言葉です。

意味は「そうすることが不可能である」「そうすることが許されない」「対等の力がなく対抗できない」「そうすることや状態に我慢できない」「どうしてもそうしなくてはならない」です。

「敵」には「対等に張り合う」という意味があり、打消しの「ない」を付けて「対等に張り合えない」として使われ、次第に「そうすることができない」「どうしてもする必要がある」「とても耐えられない」などの意味で使われる様になりました。

「敵わない」の言葉の使い方や使われ方

「敵わない」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『相手に会うことも敵わない状態だ』
・『今年の夏は暑くて敵わない』
・『理屈ではとても彼女に敵わない』

まとめ

今回は「敵わない」の読み方について紹介しました。

「敵わない」の正しい読み方は「かなわない」で、「できわない」とは読みません。

正しく読める様に覚えておきましょう。

読み方
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