「揚水発電」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「揚水発電」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「揚水発電」の正しい読み方は「ようすいはつでん」
「揚水発電」の正しい読み方は「ようすいはつでん」です。
「揚」には「揚陸」【ようりく】「揚力」【ようりょく】など「よう」という読み方があり「水」には「水量」【すいりょう】「節水」【せっすい】など「すい」という読み方があります。
「発電」は「発電所」【はつでんしょ】「自家発電」【じかはつでん】など「はつでん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「ようすいはつでん」が「揚水発電」の正しい読み方です。
「揚水発電」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「揚水発電」のよくある間違った読み方として挙がるのが「あげすいあつでん」「ようみずはつでん」です。
「揚」には「揚油」【あげあぶら】「厚揚」【あつあげ】など「あげ」という読み方があり「水」は「水場」【みずば】「飲水」【のみみず】など「みず」とも読みます。
どちらの読み方も「揚水発電」には当てはまりません。
「揚水発電」について説明
「揚水発電」とは、「汲み上げた水を利用する発電方式」のことです。
電力使用の少ない夜間のうちに低い貯水口から高い貯水池へと水を汲み上げ、電力需要が高まる昼間に汲み上げた水を落下させて発電する発電システムを指します。
ダムを利用して行われている水力発電が「揚水発電」に当たります。
「揚水発電」の言葉の由来
「揚」には「上に持ち上げる」という意味があります。
「水を持ち上げての発電」が「揚水発電」の由来です。
まとめ
「揚水発電」は各地のダムで行われている発電方式です。
水力発電としてはごく一般的なシステムなので覚えておきましょう。