温度を表す時に使う「摂氏」は何を意味しどう読むのが正しい言葉なのでしょうか。
今回は、「摂氏」の正しい読み方と意味について解説します。
「摂氏」の正しい読み方は「せっし」と「せふし」どちら
「摂氏」という言葉の読み方としては「せっし」と「せふし」の2つが考えられます。
「せっし」と「せふし」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「摂氏」の正しい読み方は「せっし」です。
「摂」には「摂取」【せっしゅ】「摂食」【せっしょく】など「せっ」と読みます。
「氏」は「氏名」【しめい】「彼氏」【かれし】など「し」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「せっし」が「摂氏」の正しい読み方です。
「摂」は古い読み方で「せふ」と読みますが「摂氏」を「せふし」と読むのは誤りです。
「摂氏」の意味
「摂氏」とは、「温度の単位のひとつであるセルシウス温度」を表す言葉です。
温度を表す単位はいくつかありますがその中でも日本をはじめ世界各国で広く使われている単位です。
水の凝固点が0度、沸点が100度というのが元々の定義です。
現在の定義はもっと厳密なものに改められているものの一般的な認識としては0度で水が凍り始め100度でお湯が沸き始める温度として知られています。
日本では気温や水温、体温などを表す一般的な温度単位として用いられています。
「摂氏」の言葉の使い方や使われ方
・『摂氏0度を下回ると水が凍る』
・『水は摂氏100度で沸騰する』
・『摂氏を華氏に変換する』
まとめ
「摂氏」の読み方は「せっし」で「せふし」ではありません。
天気予報から体温計まで当たり前に使われている単位であり常識として知っておかなければいけない言葉です。
読み方と意味をあわせて覚えておきましょう。