「摂食」は医療関係や生物関係で使われる言葉ですが、どのような読み方で読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「摂食」の正しい読み方と意味について解説します。
「摂食」の正しい読み方は「せっしょく」と「せつしょく」どちら
「摂食」という言葉の読み方として「せっしょく」と「せつしょく」の2つが浮かびます。
「せっしょく」と「せつしょく」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「摂食」の正しい読み方は「せっしょく」です。
「摂」には「摂取」【せっしゅ】「摂政」【せっしょう】など「せっ」という読み方と、「摂理」【せつり】「包摂」【ほうせつ】など「せつ」という読み方があります。
「食」は「食用」【しょくよく】「定食」【ていしょく】など「しょく」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「せっしょく」と「せつしょく」のうち「摂食」の正しい読み方は「せっしょく」です。
「摂食」の意味
「摂食」とは、「食べ物を食べること」を意味する言葉です。
食べ物を食べて体の内側に取り入れることを指し、医学用語や生物学の世界で使われています。
生き物の活動として食べ物を食べる事を意味する言葉で一般的には生きるために食事をとることの意味で使われることが多く、餌を食べる動物から豪華な食事を楽しむ人まで食べる行為全般を指します。
食べ物を体に取り入れる行為はすべて「摂食」です。
「摂食」の言葉の使い方や使われ方
・『精神不安から摂食障害になる』
・『動物の摂食行動を観察する』
・『飼育中の動物に摂食異常が確認された』
まとめ
「摂食」は「せっしょく」と読むのが正しく「せつしょく」ではありません。
日常的に使う言葉ではありませんが病気や障害の説明で用いられることがあるので正しい読み方と意味を知っておきましょう。