この記事では、「救済」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「救済」の正しい読み方は「きゅうさい」と「きゅうずみ」どちら
「救済」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「救」の漢字の音読みは「キュウ・グ・ク」で、訓読みは「すく(う)」です。
また、「済」の漢字の音読みは「サイ・セイ」で、訓読みは「す(む)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「きゅうさい」と読めることが分かります。
また、音読み+訓読みで繋いで、いわゆる重箱読みすれば、「きゅうすみ」と読め、これが発音を容易にする音変換の連濁をしたとすれば、「きゅうずみ」と読めないこともないと考えられます。
さて、「救済」の正しい読み方は「きゅうさい」と「きゅうずみ」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「救済」の正しい読み方は「きゅうさい」で、「きゅうずみ」と読むのは間違いです。
この熟語では、少し特殊な重箱読みではなく、最も一般的な音読みを重ねた読み方が正しいと言うことです。
また、この「救済」は「きゅうせい」や「ぐさい」と読まれることもあります。
「救済」の意味
「救済」とは、「 苦しむ人を救い助けること」を意味する言葉です。
「救済」の言葉の使い方や使われ方
・『ウクライナからの非難民救済のために、近隣のポーランドにヨーロッパから多くのボランティアが集結しています』
・『救済を求めて、神仏の加護にすがろうとする人は、いつの時代にもいます』
まとめ
「救済」の正しい読み方は「きゅうさい」で、「きゅうずみ」と読むのは間違いです。
また、この「救済」とは、「 苦しむ人を救い助けること」を意味する言葉です。
