この記事では、「散策」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「散策」の正しい読み方は「さんさく」と「さっさく」どちら
「散策」は「さんさく」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「散」の「さん」、訓読みは「ち(る)・ち(らす)・ち(らかす)・ち(らかる)・ばら」、「策」の音読みは「さく」、訓読みは「はかりごと・むち・つえ・ふだ」です。
「散策」と表記する場合、「さっさく」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「散策」の正しい読み方は「さんさく」です。
「さっさく」とは読みません。
「散策」の意味
「散策」の意味は、「これと言ったあてもなく、ぶらぶら歩きまわること」です。
特に行き先などを設定せず、気の向くまま雰囲気を楽しみながらのんびり歩くことを表します。
「散」は「四方にばらばらになる」から転じて「とりとめがない」「気ままにぶらぶらする」という意味、「策」は「杖」という意味、「散策」で「杖をついて気ままにぶらぶらすること」になります。
元々は高齢者が杖をついてのんびり歩きまわることを表す言葉でしたが、次第に年齢に関係なく使われる様になりました。
「散策」の言葉の使い方や使われ方
「散策」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『休日に野山を散策する』
・『引っ越してきた街を散策する』
・『昔ながらの商店街を散策する』
まとめ
今回は「散策」の読み方について紹介しました。
「散策」の正しい読み方は「さんさく」で、「さっさく」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。