「散見」の読み方と意味とは?「ちけん」と「さんけん」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「散見」の読み方と意味とは? 読み方

物事の見え方を表す言葉として「散見」という表現があります。

この言葉はどう読むのが正しくどんな見え方を意味する言葉なのでしょうか。

今回は、「散見」の正しい読み方と意味について解説します。

「散見」の正しい読み方は「ちけん」と「さんけん」どちら

「散見」という言葉の読み方として考えられるのが「ちけん」「さんけん」です。

「ちけん」「さんけん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「散見」の正しい読み方は「散見」です。

「散」には「散乱」【さんらん】「拡散」【かくさん】など「さん」という読み方のほか、「散る」【ちる】という読み方があります。

「見」「見聞」【けんぶん】「初見」【しょけん】など「けん」と読みます。

2つの漢字の音読みを合わせた「さんけん」「散見」の正しい読み方です。

辞書に掲載されている「散見」の正しい読み方は「さんけん」しかなく「ちけん」と読むのは間違いです。

「散見」の意味

「散見」とは、「あちらこちらに見えること」を意味する言葉です。

全体を見た時に色々な場所に散らばるようにあちこちに見える様子を表す言葉で、それほど多くないものが固まることなく散らばって見える状態を表します。

一般的には統一感がないランダム要素を含む表現として使われることが多く、特定の作為によって拡散した状態になっているのでなく自然な成り行きの結果として全体に散らばっている状態に対して用いる表現です。

決して多くはないもののちらほらと目に付く程度には存在感があり無視できない程度の量であることを表しています。

「散見」の言葉の使い方や使われ方

・『好意的な意見が多いが批判も散見された』
・『荒い部分も散見されまだまだ練りこみ不足だと言わざるを得ない』
・『まだ肌寒いが半袖の人も散見される』

まとめ

「散見」「ちけん」という読み方はなく「さんけん」と読みます。

様々な場面で使われる表現なのでどのような状況を表すのか正しく理解しておきましょう。

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