「敬称」の読み方と意味とは?「こしょう」と「けいしょう」の正しい読み方について詳しく解釈

「敬称」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「敬称」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「敬称」の正しい読み方は「こしょう」と「けいしょう」どちら

「敬称」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みについて確認します。

「敬」の漢字の音読みは「ケイ」で、訓読みは「うやま(う)」です。

また「称」の漢字の音読みは「ショウ」で、訓読みは「とな(える)・たた(える)」です。

ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「けいしょう」と読めることが分かります。

しかし、「敬」の漢字の読みに「こ」との読みがないことから、「こしょう」と読むのは無理な様に思われます。

さて、「敬称」の正しい読み方は「こしょう」「けいしょう」の、どちらなのでしょうか。

正しい読み方の結論

結論としては、「敬称」の正しい読み方は「けいしょう」で、「こしょう」と読むのは、明らかな間違いと言えます。

「こしょう」との読み方をする言葉には、「名をつけて呼ぶこと」を意味し、漢字表記が「呼称」の言葉があります。

これが「敬称」と意味等も近いことから、勘違いされて読み間違えられたものと思われます。

「敬称」の意味

「敬称」とは、「人名や官職名などの下に付けたり、単独で使ったりして、その人に対する敬意を表す言葉のこと」です。

具体的には「様」「閣下」「先生」等がこれに当たります。

「敬称」の言葉の使い方や使われ方

・『多くの人の名前を列挙する際には、敬称は省略させて頂きますと、断って記載されることが、しばしばあります』
・『敬称として○○殿は、○○様よりも少し重みを感じるため、使用するシーンは限られています』

まとめ

「敬称」の正しい読み方は「けいしょう」で、「こしょう」と読むのは、明らかな間違いと言えます。

また、この「敬称」とは、「人名や官職名などの下に付けたり、単独で使ったりして、その人に対する敬意を表す言葉のこと」です。

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