「数珠」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「数珠」の読み方とは? 読み方

「数珠」この漢字を読めるでしょうか。

この記事では、「数珠」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「数珠」の正しい読み方は「じゅず」

「数珠」とは「じゅず」と読み、お墓参りや仏事等で必要な道具です。

お盆シーズンで、お墓や仏壇に手を合わせる時、忘れないで持っていたいです。

「数珠」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「数」「すう」なので、「すうじゅ」と読んでしまう人もいるかもしれません。

確かに「数」は普通「じゅ」とは読みません。

「珠」と一緒の時だけ「じゅず」と読むのです。

また、訓読みで「かずたま」と読んではいけません。

「数珠」について説明

どうして仏事に「数珠」が使われるのでしょう。

「数珠」は、左で持つのだそうで、それは仏教では左手が仏様の世界を表し、右手が私達の住む人間界を差していて、人間の持つ煩悩を仏教の世界が清める意味合いがあるのだそうです。

両手のひらを合わせ、数珠を音を出しながら擦り合わせながら拝む作法がありますが、それは煩悩を消し去る為に行うとの事です。

「数珠」の言葉の由来

「数珠」は、紀元前13世紀ごろ、インドのバラモンという、神仏への祭事を生業とする最高階級の人達が、お祈りの回数を数える為に玉を数え始めた事が起源です。

数を数える玉だから「数珠」と呼ばれたのだそうです。

また、数珠が何故輪になっているのかは、輪に手を通し、手を合わせる行為が、先祖の元へ心を通わす手段という意味合いがあるからです。

まとめ

「数珠」は、最近ではお墓参りや仏事でしか使わない事が多いですが、定期的に先祖に手を合わせる事が、自分や家族の身を守る事にも繋がりますので、自分へ繋いでくれた祖先への気持ちを大事にできると良いでしょう。

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