「文言」という言葉はどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「文言」の正しい読み方と意味について解説します。
「文言」の正しい読み方は「もんごん」と「ぶんげん」どちら
「文言」という言葉の読み方としては「もんごん」と「ぶんげん」の2つが考えられます。
「もんごん」と「ぶんげん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「文言」の正しい読み方は「もんごん」と「ぶんげん」です。
「文」には「文書」【もんじょ】「証文」【しょうもん】など「もん」という読み方と、「文学」【ぶんがく】「散文」【さんぶん】など「ぶん」という読み方があります。
「言」は「遺言」【ゆいごん】「他言」【たごん】など「ごん」と読むほか、「言動」【げんどう】「苦言」【くげん】など「げん」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「もんごん」と「ぶんげん」が「文言」の正しい読み方です。
実際に使われている割合としては「もんごん」がほとんどで「ぶんげん」と読むのはごく一部の限られた場合のみですが、両方とも正しい読み方として辞書に掲載されています。
「文言」の意味
「文言」とは、「文章の中の言葉や言い回し」を意味する言葉です。
文章の中で表現として使用されている単語や句などを指し、文章全体ではなく文章を構成するパーツとして用いられている言葉を表します。
「文言」の言葉の使い方や使われ方
・『忘れないように文言を書き留める』
・『文言を置き換えてやわらかい表現にする』
・『この文言では意図がうまく伝わらず誤解される恐れがある』
まとめ
「文言」の一般的な読み方は「もんごん」ですが「ぶんげん」も正しい読み方として認められています。
常識として知っておくべき言葉なので読み方と意味を記憶しておきましょう。
