この記事では、「施錠」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「施錠」の正しい読み方は「せじょう」と「しじょう」どちら
「施錠」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている漢字の個別の読みについて、確認します。
「施」の漢字の音読みは「シ・セ」で、訓読みは「ほどこ(す)」です。
また、「錠」の漢字の音読みは「ジョウ」で、訓読みはありません。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば「せじょう」と「しじょう」の、どちらとも読める可能性があることが分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、ここからは判断できません。
さて、「施錠」の正しい読み方は「せじょう」と「しじょう」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「施錠」の正しい読み方は「せじょう」で、「しじょう」と読むのは間違いです。
二つの音読みの一方の読み方が正しく、もう一方の読み方が間違いと言うことになります。
しかし、先にも記した通り、そのいずれが正しいかを判断する方法がないのです。
これも日本語における熟語の読みの難しさと言えるでしょう。
「施錠」の意味
「施錠」とは、「鍵を掛けること」を意味する言葉です。
「施錠」の言葉の使い方や使われ方
・『外出した際に、ふと家の施錠をして来ただろうかと、不安になることがあります』
・『泥棒に入られない防犯方法の一つとして、玄関ドアには2つの鍵の施錠が推奨されています』
・『田舎では、今でも施錠せずに外出すると言った地域があります』
まとめ
「施錠」の正しい読み方は「せじょう」で、「しじょう」と読むのは間違いです。
また、この「施錠」とは、「鍵を掛けること」を意味する言葉です。