この記事では、「早晩」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「早晩」の正しい読み方は「そうばん」と「はやばん」どちら
「早晩」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語を構成している二つの漢字の個別の読みを確認します。
「早」の漢字の音読みは「ソウ・サッ」で、訓読みは「はや(い)」です。
また、次の「晩」の漢字の音読みは「バン」で、訓読みは常用漢字の読みですが、「く(れ)・おそ(い)」です。
従って、ここから二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「そうばん」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みすれば、「はやばん」と読める可能性があることも分かります。
しかし、どちらの読み方が正しいかは、ここから判断することは出来ません。
さて、「早晩」の正しい読み方は「そうばん」と「はやばん」の、いずれなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「早晩」の正しい読み方は「そうばん」で、「はやばん」と読むのは間違いです。
この熟語では、少し特殊と言える湯桶読みではなく、最も一般的な音読みを重ねた読み方の方が正しいと言うことになります。
「早晩」の意味
「早晩」とは、各漢字の訓読みから分かるように、「早いことと遅いこと」の意味で、副詞としては「遅かれ早かれ」を意味する言葉となります。
「早晩」の言葉の使い方や使われ方
・『そんな嘘は早晩ばれるに決まっています』
・『このまま順調にいけば、彼は早晩オリンピック出場を期待される選手に成長するでしょう』
まとめ
「早晩」の正しい読み方は「そうばん」で、「はやばん」と読むのは間違いです。
また、この「早晩」とは、「早いことと遅いこと」の意味で、副詞としては「遅かれ早かれ」を意味する言葉となります。