この記事では、「明後日」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「明後日」の正しい読み方は「あさって」と「みょうごにち」どちら
「明後日」には3つの読み方があります。
1つ目は「あさて」で、熟字訓という読み方です。
熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。
2つ目は「あさって」で、「あさて」からの音変化で、熟字訓になります。
3つ目は「みょうごにち」で、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
正しい読み方の結論
「明後日」の正しい読み方は「あさて」「あさって」「みょうごにち」の3つで、読み方により多少意味が違ってきます。
「明後日」の意味
「明後日」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「あさて・あさって」と読む場合、「明日の次の日」「見当違いであること」「全く関係のない方向を見ていること」です。
「あさて」の語源は鎌倉時代に書かれた書物に「明日去りての心也」と記載されていたことに由来していると言われています。
「明日去りて(あすさりて)」が変化して「あすさて」「あさて」になり、室町時代に「あさって」に変化しました。
「みょうごにち」と読む場合、「明日の次の日」という意味です。
「明後日」の言葉の使い方や使われ方
「明後日」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『明後日(あさって)の遠足について打ち合わせする』
・『声を掛けても明後日(あさって)の方を向いている』
・『明後日(みょうごにち)に試合を控えて緊張する』
まとめ
今回は「明後日」の読み方について紹介しました。
「明後日」の正しい読み方は「あさて」「あさって」「みょうごにち」正しく読める様に覚えておきましょう。