この記事では、「春風」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「春風」の正しい読み方は「しゅんぷう」と「はるかぜ」どちら
「春風」の「春」は、音読みで「シュン」、訓読みで「はる」と読みます。
また「風」は、音読みで「フウ」、「フ」、訓読みで「かぜ」、「かざ」などと読むことができます。
「春」と「風」を音読みで読むと、「しゅんぷう」となります。
一方、どちらも訓読みにすると、「はるかぜ」と読めます。
正しい読み方の結論
「春風」は「しゅんぷう」と「はるかぜ」のどちらでも読むことができます。
また、「しゅんぷう」と「はるかぜ」は、同じ意味を表しています。
「春風」の意味
「春風」とは、春に吹く穏やかな風のことを言います。
「春風」の「春」は、「はる」、「陽暦で三月から五月」、「陰暦で一月から三月」などの意味があります。
また「風」は、「かぜ」、「空気の流れ」、「しきたり」などを表しています。
漢字の意味から見ると、「春風」は「春の風」、「春の空気の流れ」などの意味合いになります。
「春風」の言葉の使い方や使われ方
・『「春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)」とは、のどかな春の様子から、のんびりとして温和な人柄を表しています』
・『「春風秋雨(しゅんぷうしゅうう)」とは、春風が吹いてから秋雨が降るまでの長い年月を意味しています』
・『春風で舞い散る桜の花びらがとても美しいです』
まとめ
「春風」は話し言葉の場合では、「はるかぜ」の方が意味が伝わりやすいかもしれません。
「春風」は「しゅんぷう」と「はるかぜ」のどちらでも読めるので、状況にあわせて使い分けると良いでしょう。
「春風」のように、「風」を表す語は他にもあります。
その時季にふさわしい言葉を選び、さらに表現の幅を広げていきたいものです。