この記事では「時計」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「時計」の正しい読み方は「とけい」
「時計」は「とけい」と読みます。
「時」と書いて「と」、「計」を音読みで「けい」と読んで、「とけい」という読み方をしています。
「時計」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「時計」はとても身近な日用品ですが、実は漢字の読み方が特殊です。
なぜなら漢字の「時」そのものは「と」とは読めません。
「時」は「時間(じかん)」「一時(ひととき)」のように、音読みで「じ」、訓読みで「とき」と読みます。
そのため「時計」という漢字の読み方を勉強中の方はは「じけい」と読んでしまう可能性があります。
「時計」について説明
「時計」は、時間をはかる器機、または時刻を知らせる器機のことです。
太古から時を知るために様々な手段が用いられており、技術の進化と共にさまざまな種類の「時計」が使用されるようになりました。
大きく分けると電池を使わず針で時刻を表示するアナログ式、電池で動き数字で時刻を表示するデジタル式、また両方の機能を備えたハイブリッド式があります。
また、置き時計(英語では“clock”にあたる)と腕時計や懐中時計のように携帯する時計(英語ででは“watch”にあたる)に分類されます。
「時計」の言葉の由来
現在のような時計がまだ発明されていなかったころ、人々は影の長さや向き、水や砂が落ちる量などによって時間をはかっていました。
紀元前では、立てた棒の影の長さで時を知る「土圭(どけい)」という器機を用いていました。
その土圭が後のとけいのルーツになり、「時」を「計」ることから「時計」の漢字があてられるようになりました。
「時」は「と」とは読まないので、当て字が使われているということになります。
まとめ
「時計」は「とけい」と読むのが正しいです。
「時」は「じ」とも読めますが「じけい」と読んでしまうと間違いになります。