この記事では、「普く」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「普く」の正しい読み方は「ふく」と「あまねく」どちら
普くの文字表記を見て、ふくという読み方をしてしまう人がいるものです。
確かに普の漢字は単体で、ふと読む事が出来るので、その後に続いている、くの平仮名と読み合わせて、ふくと読んでしまう事に関しては理解出来ます。
所が残念ながら普くを、ふくと読むのは完全に誤りです。
普くは、あまねくと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
普くは、あまねくと読むのが正解な言葉です。
というのも普の漢字は、ふ以外にも、あまねという読み方が出来るので、そこに平仮名のくを追加して普くは、あまねくと読む事が出来ます。
「普く」の意味
普くは、全体に渡っているとか全体に行き渡るといった意味を持っている普の漢字に、平仮名のくを付け足す事によって成立した言葉です。
だからこそ普くは、もれなく全てに及んでいるや一般にといった意味を表します。
「普く」の言葉の使い方や使われ方
・『現在ではスマートフォンは、世界中に普く普及しています』
・『彼は俳優として遅咲きでしたが、今では世間に普く知れ渡った存在です』
・『彼の知識は非常に豊富であり、様々なジャンルに対して普く精通している様に感じられます』
まとめ
普の漢字は単独で、ふという読み方が存在しているのです。
お陰で普くの文字を見て思わず、ふくという読み方をしてしまう人が珍しくありません。
ですが普くを、ふくと読んでしまうのはシンプルに間違いで、正しくは、あまねくと読むべき言葉です。
更にそんな普くは、広くやもれなく全体に及んでいる、といった意味を示す言葉として、用いられています。