この記事では、「曲尺」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「曲尺」の正しい読み方は「かねじゃく」と「きょくしゃく」どちら
「曲尺」という言葉を構成している漢字の読み方を見ていきますと、「曲」は音読みで「キョク」と読み、訓読みでは「ま(がる)」や「くま」、「くせ」「まが」「かね」などと読みます。
続いて「尺」は、音読みで「シャク」や「セキ」と読み、訓読みで「さし」や「ものさし」、「わず(か)」などと読みます。
これらの読み方から「曲尺」は、「かねじゃく」と「きょくしゃく」どちらも正しい読み方になりますが、通常は「かねじゃく」と読む場合が多くなっています。
注意点として「尺」という漢字自体は「ジャク」とは読みませんが、日本語の連濁という読み方によって、二つ目の漢字の頭語に濁点が付けられています。
正しい読み方の結論
「曲尺」は「かねじゃく」と読んでも「きょくしゃく」と読んでも間違いではありませんが、一般的に「かねじゃく」と読まれます。
「曲尺」の意味
「曲尺」という言葉を構成している漢字の意味を見ていきます。
「曲」にはいくつかの読み方がありそれぞれ意味が違いますが、この場合の「曲」は「曲がった」という意味を持ちます。
続いて「尺」とは、「長さの単位」という意味がありますが、他にも「ものさし」の事を意味しています。
この二つの漢字から「曲尺」とは、直角に折れた形状の建築や土木で用いられる定規の事を言います。
「曲尺」の言葉の使い方や使われ方
・『曲尺で長さを測る』
・『大工職人にはかかせない曲尺』
・『日曜大工で曲尺を使う』
まとめ
「曲尺」は「かねじゃく」または「きょくしゃく」と読みますが、一般的には「かねじゃく」と読まれます。
言葉の意味と読み方を正しく覚え、適切に使用できるようにしましょう。
