「曳航」の読み方と意味とは?「きこう」と「えいこう」の正しい読み方について詳しく解釈

「曳航」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「曳航」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「曳航」の正しい読み方は「きこう」と「えいこう」どちら

「曳航」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みについて考えます。

まず、「曳」の漢字の音読みは「エイ」で、訓読みは「ひ(く)」です。

また、「航」の漢字の音読みは「コウ」で、訓読みは「わた(る)」です。

ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「えいこう」と読めることが分かります。

しかし、「曳」の漢字に「き」との読みがないことから、「きこう」と読むのは、間違いだろうと推察されます。

さて、「曳航」の正しい読み方は「きこう」「えいこう」の、どちらなのでしょうか。

正しい読み方の結論

結論として、「曳航」の正しい読み方は「えいこう」で、「きこう」と読むのは、先に推察した通り、明らかに間違いです。

「曳航」「きこう」と読み間違えられる理由は、明確には分かりませんが、「曳」の漢字と少し似た漢字で音読みが「き」である「鬼」と取り違えられたのか、または「港に立ち寄ること」を意味する「寄港」と勘違いされたのではと、推察されます。

「曳航」の意味

「曳航」とは、「船舶が他の船や荷物を引いて航行すること」を意味する言葉です。

「曳航」の言葉の使い方や使われ方

・『エンジンの故障で2日間漂流していた漁船が、海上保安庁の船に曳航されていて、港に戻った』
・『座礁した貨物船が、岩から引き離され、ようやく、他の船に曳航されて港に向けてゆっくりと進みだした』

まとめ

「曳航」の正しい読み方は「えいこう」で、「きこう」と読むのは、明らかに間違いです。

また、この「曳航」とは、「船舶が他の船や荷物を引いて航行すること」を意味する言葉です。

読み方
シェアする
言葉の読み方辞典
タイトルとURLをコピーしました