この記事では、「月次決算」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「月次決算」の正しい読み方
「月次決算」の正しい読み方は「げつじけっさん」です。
「げつ・じ・けっ・さん」全て音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「決」の音読みは「けつ」ですが、「けっ」と読むのは促音化(そくおんか)です。
促音化とは、2つの語が組み合わさって1つの語になる時に、発音しやすくするため、前の語の語尾が「っ」に変化する文法です。
「月次決算」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「月次決算」は「つきじけっさん」「げつじきめざん」などと間違って読まれることがあります。
「月次決算」について説明
「月次決算」とは、「企業が、経営状況を把握して、予算管理や方針の見直しをするために、毎月実施する、収入と支出の総計算」という意味です。
企業が、一か月間での売り上げと原価、経費などをとりまとめて、会社がどの様な状況が見極めるための会計処理のことです。
「月次決算」は会計用語として使われ、主に「貸借対照表(バランスシート)と損益計算書(P&L)」を作成して、役員会などに提出することが多くなります。
上層部はこの決算書を見て、戦略を見直したり、予算の配分を考えたりします。
なお、毎月の決算の他に、税務申告を行う元になる「年次決算(ねんじけっさん)」があり、こちらは一年間の収支をまとめる会計処理のことです。
「月次決算」の言葉の由来
「月次決算」は漢字の意味から成り立つ語です。
「月次+決算」で成り立っている語で「月次」は「毎月きまって行われること」という意味、「決算」は「金銭の勘定を締めて、収入と支出を総計算すること」、「月次決算」で「毎月きまって行われる、金銭の勘定を締めて、収入と支出を総計算すること」になります。
まとめ
今回は「月次決算」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。