「朗読」は文字通り読むことに関係する言葉です。
具体的にどのような意味で言葉の正しい読み方は何なのでしょうか。
今回は、「朗読」の正しい読み方と意味について解説します。
「朗読」の正しい読み方は「ろうどく」と「ろうよみ」どちら
「朗読」という言葉の読み方として「ろうどく」と「ろうよみ」の2つを思いつきます。
「ろうどく」と「ろうよみ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「朗読」の正しい読み方は「ろうどく」です。
「朗」は「朗吟」【ろうぎん】「晴朗」【せいろう】など「ろう」と読みます。
「読」は「読破」【どくは】「査読」【さどく】など「どく」と読むほか、「読物」【よみもの】「読売」【よみうり】など「よみ」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせると「ろうどく」と「ろうよみ」になりますが「朗読」の正しい読み方は「ろうどく」です。
「朗読」の意味
「朗読」とは、「感情を込めて情緒的に読むこと」を意味する言葉です。
「朗読」の「朗」には明快で分かりやすいという意味があり本来は大きな声ではっきりと読むことを意味する言葉でしたが、詩や戯曲などを人前で大きな声で読んで聞かせたことから転じて「演じるように感情を込めて読むこと」という意味で使われています。
舞台上で役者が物語や詩などを演じるように読むことを指すほか、親が子に聞かせるように丁寧で趣深く読むことも「朗読」に当たります。
「朗読」の言葉の使い方や使われ方
・『物語を朗読する』
・『彼女は朗読が得意だ』
・『朗読劇を鑑賞する』
まとめ
「朗読」の正しい読み方は「ろうどく」で「ろうよみ」とは読みません。
近年は読み聞かせなどブームにもなっているので正しい意味と読み方を知っておきましょう。