「末期」の読み方と意味とは?「まつご」と「まっき」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「末期」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「末期」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「末期」の正しい読み方は「まつご」と「まっき」どちら

「末期」の正しい読み方を検討するために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みに付いて、説明します。

「末」の漢字の音読みは「マツ・バツ」で、訓読みは「すえ」です。

また、「期」の漢字の音読みは「キ・ゴ」で、訓読みは「とき・ちぎ(る)」です。

ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「まつご」「まつき」と読めることが分かります。

「まっき」との読み方は、「まつき」が、発音しやすくするための、いわゆる「促音化」により、「つ」「っ」に変化したものと考えると、あり得る読み方だと考えられます。

さて、「末期」の正しい読み方は「まつご」「まっき」の、どちらなのでしょうか。

正しい読み方の結論

結論として、「末期」の読み方は「まつご」「まっき」の、どちも正しいと言えます。

しかし、二つの読み方によって、その意味は違って来るので、使用時には注意が必要です。

「末期」の意味

「末期」「まつご」と読む場合は、「一生が終わるとき、すなわち死に際のこと」の意味になります。

また、「まっき」と読む場合は、「終わりの時期や、物事の終わり頃」の意味となります。

「まつご」の意味は「人生のまっき」と言えますが、その他の「終わりの時期」に対して「まつご」との読み方をするのは間違いとなります。

「末期」の言葉の使い方や使われ方

・『梅雨末期には列島のどこかで大雨になり、甚大な被害をもたらすことが少なくありません』
・『総理大臣の支持率は、期待から最初は高く、次第に下降傾向となり、やがて政権末期を迎えます』
・『この言葉は、あの有名な武将の末期の言葉として有名です』

まとめ

「末期」の読み方は「まつご」「まっき」の、どちも正しいと言えます。

また、この「末期」「まつご」と読む場合は、「一生が終わるとき、すなわち死に際のこと」の意味になります。

また、「まっき」と読む場合は、「終わりの時期や、物事の終わり頃」の意味となります。

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