「末筆」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「末筆」の読み方とは? 読み方

「末筆」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「末筆」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「末筆」の正しい読み方は「まっぴつ」

「末筆」の正しい読み方は「まっぴつ」です。

「末」には「末端」【まったん】「末席」【まっせき】など「まっ」という読み方があります。

「筆」「鉛筆」【えんぴつ】「断筆」【だんぴつ】など「ぴつ」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「まっぴつ」「末筆」の正しい読み方です。

「末筆」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「末筆」のよくある間違った読み方として挙がるのが「すえひつ」「まつふで」です。

「末」には「末吉」【すえきち】「場末」【ばすえ】など「すえ」という読み方のほか「末代」【まつだい】「始末」【しまつ】など「まつ」という読み方もあります。

「筆」「筆順」【ひつじゅん】「加筆」【かひつ】など「ひつ」と読む以外に「筆先」【ふでさき】「小筆」【こふで】など「ふで」とも読みます。

どれも漢字としては正しい読み方ですが「末筆」には当てはまりません。

「末筆」について説明

「末筆」とは、「文章の最後に記す内容」のことです。

主に手紙で用いられる表現で、伝えたかった内容を書き記した最後に別の内容を付け加える時に使います。

一般的には「末筆ながら」「末筆ではございますが」といった形で使うことが多く、文章の最後になってしまうことを詫びる気持ちを示す意味で使われる表現です。

「末筆」の言葉の由来

「筆で書き記した文章の末尾」に由来します。

まとめ

「末筆」は手紙の定型文として使われている言葉です。

手紙の最後に書き加える時のマナーなので覚えておきましょう。

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