「本性」という言葉はどんな読み方が正しいとされているのでしょうか。
今回は、「本性」の正しい読み方と意味について解説します。
「本性」の正しい読み方は「ほんせい」と「ほんしょう」どちら
「本性」という言葉の読み方として「ほんせい」と「ほんしょう」の2つが浮かびます。
「ほんせい」と「ほんしょう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「本性」の正しい読み方は「ほんせい」と「ほんしょう」の両方です。
「本」は「本日」【ほんじつ】「基本」【きほん】など「ほん」と読みます。
「性」は「性格」【せいかく】「惰性」【だせい】など「せい」と読むほか、「性悪」【しょうわる】「化性」【けしょう】など「しょう」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「ほんせい」と「ほんしょう」は両方とも「本性」の正しい読み方です。
「本性」の意味
「本性」とは、「本来の性質」を意味する言葉です。
「ほんせい」と読む場合は「後天的に習得したものではない先天的に有している本来の性質」を意味します。
「ほんしょう」と読む場合は本来の性質という意味の他に「隠されていた本当の性質」という意味でも使われます。
善人を装っていたが本当は悪人だったなど裏の顔や隠していた真の性格などという意味で使われる言葉です。
「本性」の言葉の使い方や使われ方
・『追い詰められて本性を露わにする』
・『彼の優しさは取り繕ったものではなく本性に由来している』
・『無意識の言動にこそ人の本性が表れるものだ』
まとめ
「本性」は「ほんせい」と「ほんしょう」の2つの読み方を持つ言葉です。
基本的な意味は共通していますが異なる意味で使い分けられることもあるので注意してください。