この記事では、「本旨」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「本旨」の正しい読み方は「ほんし」と「ほんむね」どちら
「本旨」の読み方として考えられるものに、「ほんし」と「ほんむね」があります。
「ほんし」と「ほんむね」の二つの読み方のうち、「本旨」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「本旨」の正しい読み方の結論は、「ほんし」が正しい読み方になります。
「本旨」の名詞の言葉で使われている「旨」という漢字の音読みは「シ」、訓読みは「むね」です。
ただし「本旨」という言葉においては「旨」は音読みで読むので、正しい読み方は「ほんし」なのです。
そのため、「本旨」を「ほんむね」と読むのは、意味も通じない明らかな誤読として判断されます。
「本旨」の意味
「本旨」の意味は、「(どうでもいい枝葉末節ではない)その物事の本来の趣旨および中心的な内容」を意味しています。
「本旨」というのは、「(優先度の低い脇道に逸れていない)本来のテーマ・理念・目的」といった意味合いを持っている言葉なのです。
「本旨」の言葉の使い方や使われ方
「本旨」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『産学連携のお金儲けの目的ばかりを意識していると、真理追究という学問の本旨を忘れがちになるので注意したいところです』
・『結婚の本旨とは何なのか喧嘩の後に夫婦で話し合ってみたのですが、未だにそれが明確には分かっていないのです』
・『プロスポーツの本旨は試合に勝利することだけにあるのではなく、観客を沸かせて楽しませることにもあります』
まとめ
この記事では、「本旨」の正しい読み方「ほんし」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?
「本旨」の読み方・意味・使い方を調べたいときは、この記事の内容をチェックしてみてください。