この記事では、「朱鷺」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「朱鷺」の正しい読み方は「とき」と「しゅろ」どちら
「朱鷺」の「朱」は、音読みで「シュ」、訓読みで「あか」などと読みます。
また「鷺」は、音読みで「ロ」、訓読みで「さぎ」と読むことができます。
「朱」と「鷺」を音読みで読むと、「しゅろ」となります。
しかし、「朱」と「鷺」の音読み、訓読みのどの組み合わせでも、「とき」とは読めません。
正しい読み方の結論
「朱鷺」は「とき」と「しゅろ」のどちらでも読むことができます。
「しゅろ」は「とき」の別称なので同じ意味です。
ですが、「朱鷺」は「とき」と読むのが一般的です。
「朱鷺」の漢字名は中国語の「朱鷺」から来ています。
「とき」は他にも、「鴇」、「桃花鳥」の漢字表記があります。
「朱鷺」の意味
「朱鷺」とは、ペリカン目トキ科トキ属に属する鳥類を意味しています。
「朱鷺」は新潟県の県の鳥で、特別天然記念物に指定されています。
「朱鷺」の「朱」は、「あか」、「あかい」などを表しています。
また「鷺」は、「さぎ」、「ペリカン目サギ科に分類される水鳥」などの意味があります。
漢字からのイメージでは、「朱い鷺」ですが、「朱鷺」はサギ科ではなく、トキ科に分類されています。
「朱鷺」の言葉の使い方や使われ方
・『朱鷺は環境省レッドリストの絶滅危惧IA類に指定されている』
・『現在、朱鷺は中国、日本、韓国で飼育されています』
・『朱鷺色は朱鷺の風切羽の色を表しています』
まとめ
「朱鷺」の漢字は「とき」とは読めないので、そのまま覚えてしまうのが良いでしょう。
「朱鷺色」と併せて覚えるのも一つの方法です。
鳥は漢字名や呼び方がいくつかある場合があるので、分からない時はその都度調べるようにしたいものです。