「机下」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「机下」の読み方とは? 読み方

「机下」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「机下」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「机下」の正しい読み方は「きか」

「机下」の正しい読み方は「きか」です。

「机下」には「机上」【きじょう】「書机」【しょき】など「き」という読み方があります。

「下」「下限」【かげん】「直下」【ちょっか】など「か」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「きか」「机下」の正しい読み方です。

「机下」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「机下」のよくある間違った読み方として挙がるのが「つくえか」「きした」です。

「机」には「机屋」【つくえや】「文机」【ふづくえ】など「つくえ」「づくえ」という読み方があり「下」「下敷」【したじき】「股下」【またした】など「した」とも読みます。

「机下」には正しい読み方が「きか」1つしかないのでどちらも間違いです。

「机下」について説明

「机下」とは、「手紙や書簡で宛名の横に添える脇付の一種」です。

手紙や書簡を送る時に相手に敬意を込める意味で宛名の横に書く添え書きを「脇付」といいます。

「机下」は主に先生と呼ばれる相手に対して用いることが多い脇付で、差し出す相手の氏名と敬称を書いた左脇に添えて書くのが正しいマナーです。

読んでほしい相手に直接渡す時に用いる言葉で、秘書や部下など取り次ぐ相手に対して送る場合は「侍史」を用います。

「机下」の言葉の由来

直接渡すのは失礼なので机の下に置いておく、という気持ちに由来します。

まとめ

「机下」は日常的にはほとんど使いませんが目上の相手に手紙を出す時には大切なマナーです。

読み方と合わせて正しい使い方も覚えておきましょう。

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