この記事では、「杏」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「杏」の正しい読み方は「あんず」
「杏」の正しい読み方は「あんず」となります。
また、名前などで「あん」や「きょう」と読むことがあります。
「杏」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「杏」は音読みで「アン」、「キョウ」、訓読みで「あんず」と読みます。
読み間違いは少ないでしょうが、見た目が似ている漢字に、「否」や「呑」などがあるので、見間違えに気を付けたいものです。
ちなみに、「否」は音読みで「ヒ」、「呑」は音読みで「トン」、「ドン」、訓読みで「の(む)」と読みます。
「杏」について説明
「杏」とは、バラ科サクラ属に分類されている落葉小高木や、その果実のことを意味しています。
原産地は中国と言われています。
日本へは、弥生時代には渡来していたようです。
「杏」の開花時期は3月〜4月頃で、桃色の花が咲きます。
果実は6月〜7月頃になり、熟すと緑色から黄色、橙色に変わります。
葉は互生する単葉で、卵円形をしていて縁には鋸歯があります。
また、「あんず」は「杏子」の漢字表記もあります。
そして、「杏」の別名には、「唐桃(からもも)」、「アプリコット」などがあります。
「杏」の漢字は「あんず」、「からもも」、「バラ科の落葉小高木」などを表しています。
さらに、「杏」は英語で「apricot」などと表記することができます。
まとめ
今回は「杏」についてご紹介してきました。
「杏」の正しい読み方や間違った読み方、または間違いやすい読み方を知ることで、言葉を適切に使えるようになるでしょう。