「束子」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「束子」の読み方とは? 読み方

「束子」は何と読むのでしょうか。

この記事では、「束子」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「束子」の正しい読み方は「たわし」

「束子」の正しい読み方は「たわし」です。

「束子」の読み方は複数の漢字の組み合わせに特定の読みを当てた熟字訓と呼ばれる読み方です。

本来の読み方とは異なりますが「束」「子」を合わせた「束子」という熟語に限り「たわし」の読みが当てられます。

「束子」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「束子」のよくある間違った読み方として挙がるのが「たばこ」「そくし」です。

「束」には「札束」【さつたば】「花束」【はなたば】など「たば」という読み方のほかは「束縛」【そくばく】「拘束」【こうそく】など「そく」とも読みます。

「子」「子供」【こども】「神子」【みこ】など「こ」「子息」【しそく】「養子」【ようし】など「し」と読みます。

「束子」の正しい読み方は1つしかないのでどちらも間違いです。

「束子」について説明

「束子」とは、「鍋や桶などを洗うのに使う洗浄器具の一種」です。

シュロの葉やワラなどを束ね楕円形にした洗浄用ブラシの一種で、形が亀に似ていることから「亀の子たわし」と呼ばれるものが一般的に知られています。

本来は植物から作るものを指す言葉ですが同じような丸型のブラシ全般の総称としても使われており、金属繊維製の「金束子」【かなだわし・かねたわし】などがあります。

「束子」の言葉の由来

植物の葉を束ねて作ることに由来するという説と、元々は「手藁」【てわら】と呼ばれていたものが「俵」【たわら】との混同を避けるために「たわし」と呼ぶようになったという説があります。

まとめ

「束子」は読み間違いやすいので正しい読み方を覚えておきましょう。

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