「松濤」の読み方と意味とは?「しょうとう」と「まつなみ」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「松濤」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「松濤」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「松濤」の正しい読み方は「しょうとう」と「まつなみ」どちら

詩的な表現をする文章で「松濤」という言葉が出てくることがあります。

音読みで考えれば「しょうとう」ですが、どちらも訓読みにする「まつなみ」という言葉もどこかで耳にした覚えがありどちらで読むのが正解か悩む人もいるのではないでしょうか。

正しい読み方の結論

「松濤」の正しい読み方は「しょうとう」になります。

「まつなみ」という言葉も人の苗字であったり船や施設の名前などに使われることがしばしばありますが、「まつなみ」を漢字表記する場合は「松濤」ではなく松波と表記することが多いです。

そうでなくとも日本語として昔からある言葉としては「松濤」は音読みで「しょうとう」と読みます。

「松濤」の意味

「松濤」とは松の梢に吹く風の音を波の音に例えた表現です。

松の梢に風が吹くと葉が擦れあってザアザアという音がしますが、その音がまるで海や湖に起きる波の音のようだということから生まれました。

松の木から音を出す風という表現には松風や松韻などがありますが、「松濤」はこれらと同じ意味の言葉と言えます。

「松濤」の言葉の使い方や使われ方

・『故郷の海を思い出させる松濤』
・『松濤に包まれる』
・『嵐の海のような松濤』

まとめ

「松濤」は情緒的な表現をするための言葉ですが読み方に関しては変にひねらず両方素直に音読みで「しょうとう」と読みます。

「松濤」は普段あまり使う言葉ではありませんが、だからこそ使われている場面ですっと正しい読み方ができれば情緒に関して造詣が深い人だと一目置かれるかもしれません。

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