この記事では、「梗概」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「梗概」の正しい読み方は「こうがい」と「べんがい」どちら
何かを説明する文章で「梗概」という言葉が使われることもあります。
その際に梗の方の読み方がいまいちわからず、同じ形が使われている漢字の更から「こうがい」と読めば良いのか、同じく便から「べんがい」と読むのか悩む人もいるでしょう。
正しい読み方の結論
「梗概」は「こうがい」と読むのが正しい読み方です。
「べんがい」という読み方は漢字は編以外が共通しているなら同じ音読みをするものも多く、そのため梗と便は同じ読み方をすると推測した読み方になりますが、梗は木偏が付かない更と同じくコウと読みます。
そもそも漢字において編以外の音読みが編の付いた漢字にも使われるという法則には便の方が外れている側ですし、梗はベンとは読みません。
「梗概」の意味
「梗概」は物事の大体をまとめたものという意味の言葉です。
事のあらましであったり大要や概要がほとんど同じ意味の言い換えになります。
漢字で見ると梗も概もおおむねやあらましという意味を持つ漢字であり、同じ意味を持つ違う漢字を組み合わせて意味を強調した言葉です。
「梗概」の言葉の使い方や使われ方
・『未読でも梗概は知っている有名作品』
・『事件の梗概を説明する』
・『作品の紹介は梗概でするべきだ』
まとめ
あらましや概要など同じ意味でメジャーな類語が多いのであまり使われませんが「梗概」は「こうがい」と読む言葉です。
梗という文字自体がそれほど多く使われる文字ではありませんが、梗塞など他の場面で使われることも一応ある文字なので梗はコウと読むと覚えておきましょう。
