この記事では、「業とする」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「業とする」の正しい読み方は「ぎょうとする」と「なりわいとする」どちら
「業とする」の正しい読み方は「ぎょうとする」です。
「なりわいとする」を漢字で表記する場合にも業という文字は使われますが、業単体でなりわいとは読みません。
単体で業という文字が使われている「業とする」の場合は「ぎょうとする」と読むのが正解になります。
正しい読み方の結論
「業とする」の正しい読み方は「ぎょうとする」であり「なりわいとする」と読むのは間違いです。
ほとんど同じ意味の言葉として「なりわいとする」という言葉自体はありますが、それを漢字で表記する場合は「業とする」ではなく生業とすると表記します。
「業とする」の意味
「業とする」の意味は生活のための仕事とするという意味です。
製造業などに使われる業という言葉自体に生活するための仕事という意味があります。
なので生活するための収入源としてなにかの仕事をすると決めることや、なんらかの職業に就くことが「業とする」の意味と言えるでしょう。
「業とする」の言葉の使い方や使われ方
・『代々海運を業とする家系』
・『実家の畑を継いで農家を業とする決心をつける』
・『介護を業とするのは想像以上に大変だった』
まとめ
「業とする」の業は運送業などの業なので読み方としてもそれらと同じく「ぎょうとする」が正しい読み方になります。
「業とする」と同じ意味を持つ言葉としては「なりわいとする」という方が一般的な表現かもしれませんが、その場合は漢字表記も別になるので「業とする」を「なりわいとする」と読むのは間違った読み方です。
