「業物」の読み方と意味とは?「わざもの」と「ぎょうぶつ」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「業物」の読み方と意味とは? 読み方

「業物」という言葉はどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。

今回は、「業物」の正しい読み方と意味について解説します。

「業物」の正しい読み方は「わざもの」と「ぎょうぶつ」どちら

「業物」という言葉の読み方としては「わざもの」「ぎょうぶつ」の2つが考えられます。

「わざもの」「ぎょうぶつ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「業物」の正しい読み方は「わざもの」です。

「業」には「業師」【わざし】「仕業」【しわざ】など「わざ」という読み方と、「業界」【ぎょうかい】「授業」【じゅぎょう】など「ぎょう」という読み方があります。

「物」「物置」【ものおき】「品物」【しなもの】など「もの」と読むほか、「物理」【物理】「動物」【どうぶつ】など「ぶつ」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせると「わざもの」「ぎょうぶつ」になりますが「業物」の正しい読み方は「わざもの」「ぎょうぶつ」は間違いです。

「業物」の意味

「業物」とは、「切れ味の良い優れた刀剣」を意味する言葉です。

江戸時代に首切り役として活躍した浪人の山田浅右衛門が著書にて自らが試した刀を評価分類したのが始まりで、現在は山田浅右衛門の位列とは関係なく優れた刀剣を指す言葉として使われています。

いわゆる銘刀とは異なり由来や来歴ではなく武器としての実用性や刃の切れ味が評価の中心です。

「業物」の言葉の使い方や使われ方

・『この刀は業物である』
・『業物にはふさわしい腕前が必要だ』
・『短く研ぎ直してあるが業物だ』

まとめ

「業物」「わざもの」と読み、正しい読みはひとつだけです。

「ぎょうぶつ」などその他の読み方はすべて間違いなので使わないでください。

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