この記事では、「様相」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「様相」の正しい読み方は「さそう」と「ようそう」どちら
様相という漢字表記を見た人の中には、さそうという読み方をしてしまう人がいたりするのです。
所が後ろの漢字である相は単体でも、そうという読みがあるのでまだ理解出来ますが、最初の様の漢字には、さという読みは存在していません。
そのため様相は、さそうと読む事すら出来ず、ようそうと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
様相は、ようそうと読むべき言葉です。
というのも様の漢字は単体でもそのまま、ようと読む事が出来る上に、相の漢字も、そうと読む事が出来ます。
なのでその2つの漢字の読みをシンプルに組み合わせる事により、様相は、ようそうと読む事が可能です。
「様相」の意味
様相は、ありさまや決まった形といった意味を持っている様の漢字に、物の姿やようす、一方から他方へといった意味を有している相の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ様相は、物事の有様や姿といった意味を表すのです。
「様相」の言葉の使い方や使われ方
・『両国共に一切妥協しないため、停戦交渉は泥沼の様相を呈しています』
・『そのシステムは、IT業界の様相を大きく変えるはずです』
・『ライバルの登場で、物語は新しい様相を呈して来ました』
まとめ
様の漢字には、さという読みは存在すらしていません。
お陰で様相を、さそうと読む事すら不可能であり、当然ですがこんな風に読んでしまうのは、間違いです。
ちなみに様相は、ようそうと読むのが、正しい読み方となっています。
更にそんな様相は、物事の状態や有様といった意味を示す際に、用いられる言葉です。