この記事では、「模様」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「模様」の正しい読み方は「もよう」と「もさま」どちら
「模様」は「もよう」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「模」の音読みは「も・ぼ」、訓読みは「かた・のっと(る)」、「様」の音読みは「よう」、訓読みは「さま」です。
「模様」と表記する場合「もさま」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「模様」の正しい読み方は「もよう」です。
「もさま」とは読みません。
「模様」の意味
「模様」の意味は「美術品・工芸品などに装飾として施す様々な絵や図形」「ものごとの様子や経過」「現時点で推測される状況」「名詞に付いてそれらしい様子を表す語」です。
「模」は「同じものをつくるための型」から転じて「型通りのもの」「形」という意味、「様」は「決まったかたち」「一定のやり方」から転じて「ありさま」という意味、「模様」で「型通りに仕上げた図形」「一定している様子」になります。
「模様」と似た言葉で、「文様(もんよう)」は「美術・工芸における装飾図形の様式」という意味、「紋様(もんよう)」は「あるしるしを表す図形の様式」と意味です。
「模様」の言葉の使い方や使われ方
「模様」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『部屋のカーテンを模様替えする』
・『事故の模様を細かく語る』
・『台風で電車が送れる模様だ』
まとめ
今回は「模様」の読み方について紹介しました。
「模様」の正しい読み方は「もよう」で、「もさま」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。