この記事では、「樹皮」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「樹皮」の正しい読み方は「じゅひ」と「きかわ」どちら
複数の読み方ができる漢字は、読み方に迷うことがあります。
では「樹皮」はどのように読むのでしょうか。
解説をします。
正しい読み方の結論
正しい読み方は「じゅひ」です。
「樹」は音読みで「ジュ」と読みます。
音訓表にはのっていませんが、訓読みで「き」「うえる」「たてる」とも読みます。
小学校6年生で習う漢字です。
「皮」は音読みで「ヒ」、訓読みで「かわ」と読みます。
小学校3年生で習う漢字です。
「樹」を「き」、「皮」を「かわ」と読めば、「樹皮」は「きかわ」と読めるのですが、このような読み方はしません。
人の名前で「木川(きかわ)」はありますが、「きかわ」という言葉はありません。
「樹皮」の意味
樹木の表面の皮という意味です。
「樹」という漢字には木、立ち木、「皮」という漢字には表面、体や物の表面を覆うものという意味があります。
このことからも、「樹皮」は木の表面の部分を指すことがわかります。
木の表面の部分と内部では、構造が異なっています。
表面の部分は、樹木を外部の刺激から守る役割があります。
また、この部分を食用にもしています。
それがシナモンです。
「樹皮」には、外樹皮と内樹皮とがあります。
シナモンはニッケイ属の樹木の内樹皮から得られるもので、これを乾燥させたものが香辛料として使用されています。
「樹皮」の言葉の使い方や使われ方
・『樹皮をはがす』
・『樹皮を観察する』
まとめ
この言葉は「じゅひ」が正しい読み方です。
木の表面の皮という意味を持っています。
身近なところにあるものです。