「橘内」という名前や苗字は何と読むのでしょうか。
この記事では「橘内」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「橘内」で使われる読み方は「きつない」「きつうち」「きない」「たちうち」
「橘内」で使われる読み方は「きつない」「きつうち」「きない」「たちうち」などがあります。
名前で使われている例は聞いたこともありませんが、苗字では見かけている人も多いでしょう。
「橘内」の苗字は日本古代の氏族である「橘氏」から由来し、「内」が付いているのは律令制の官職「内舎人」から、などといった説があります。
福島県や宮城県に多い苗字で、その理由としては南北朝時代に後の後村上天皇となる義良親王が多賀城へ向かった際、「橘内」が仕えていたから、と唱える人もいるようです。
「橘内」で使われる読み方で多いと考えられる読み方
「橘内」の読みは「きつない」が大多数。
「きつうち」も聞かれますが、「きない」「たちうち」はごく少数と言えます。
「橘内」の名前で連想されるイメージ
「橘」は音読みで「きつ」、訓では「たちばな」と読みます。
みかんの一種を指す言葉ですが、橘氏といえば源(みなもと)、平(たいら)、藤原(ふじわら)と並ぶ日本四姓の一つ。
歴史に興味がある人にとっては由緒正しい家系が思い浮かぶはずです。
まとめ
「橘内さん」と触れ合う機会があれば、初見では読み方に迷ってしまいそうですが、ほとんどは「きつない」が正解となりそう。
橘氏に由来した苗字という説からも、その先祖は日本古代の歴史に深く関わっているかもしれません。
