「檀家」は何という読み方で読むべき言葉なのでしょうか。
今回は、「檀家」の正しい読み方と意味について解説します。
「檀家」の正しい読み方は「だんか」と「だんけ」どちら
「檀家」という言葉の読み方を漢字の読みから考えると「だんか」と「だんけ」の2つが浮かびます。
「だんか」と「だんけ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「檀家」の正しい読み方は「だんか」です。
「檀」には「栴檀」【せんだん】「白檀」【びゃくだん】など「だん」と読みます。
「家」は「家族」【かぞく】「大家」【たいか】など「か」と読むほか、「本家」【ほんけ】「宗家」【そうけ】など「け」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「だんか」と「だんけ」の2つのうち「檀家」の正しい読み方は「だんか」です。
一部の地域では「だんけ」読み方が使われることもありますが一般的なものではなく、辞書正しい読み方として記載があるのは「だんか」だけです。
「檀家」の意味
「檀家」とは、「寺院に所属する家」を指す言葉です。
寺院に所属し金銭的な支援や活動に参加し寺院の運営を支援する家を指します。
寺院は「檀家」からの支援に対し葬祭や供養などを独占的に行います。
一種のメンバーシップに近い仕組みであり人員を支える共同体として活動するのが「檀家」の役割です。
少子高齢化の影響により「檀家」の数は減少傾向が止まらず寺院の運営に深刻な影響を与えています。
「檀家」の言葉の使い方や使われ方
・『檀家が本堂に集合する』
・『檀家からの寄付で本堂が再建された』
・『檀家が減り続ければ立ち行かなくなる寺院が出てしまう』
まとめ
「檀家」は「だんか」が正しい読み方で「だんけ」は方言に近い慣用的な読み方です。
常識として知っておくべき言葉なので正しい読み方と意味を覚えておきましょう。
