長い時間続けていると足がしびれてしまうのが「正座」です。
この言葉は具体的にどのような行為を表していて何と読めばいいのでしょうか。
今回は、「正座」の正しい読み方と意味について解説します。
「正座」の正しい読み方は「せいざ」と「しょうざ」どちら
「正座」という言葉の読み方として当てはまりそうなのが「せいざ」と「しょうざ」です。
「せいざ」と「しょうざ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「正座」の正しい読み方は「せいざ」です。
「正」には「正式」【せいしき】「校正」【こうせい】など「せい」という読み方と、「正直」【しょうじき】「正体」【しょうたい】など「しょう」という読み方があります。
「座」は「座敷」【ざしき】「玉座」【ぎょくざ】など「ざ」と読みます。
それぞれの読み方を組み合わせてできる「せいざ」と「しょうざ」の2つのうち「正座」の正しい読み方は「せいざ」です。
「正座」の意味
「正座」とは、「足を折りたたみ膝を揃えて座る座り方」です。
本来は正しい座り方を意味する言葉ですが、一般的には足のすねが床につくように折り曲げて座る座り方を指します。
折りたたんだ両足の上に上半身の重みが乗る形になるため長時間継続すると足の血流が悪くなりしびれてしまいます。
畳の上での正しい座り方とされており神事や仏事などの儀式で座る場合の正式なマナーです。
「正座」の言葉の使い方や使われ方
・『正座して説教を聞く』
・『噺家は座布団に正座して芸を披露する』
・『ずっと正座していたので足が痺れてしまった』
まとめ
「正座」は「せいざ」が正しい読み方で「しょうざ」と読むのは間違いです。
日本人なら常識として知っておくべき正式な座り方なので正しいやり方を学んでおきましょう。