この記事では、「武者震い」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「武者震い」の正しい読み方は「ぶしゃぶるい」と「むしゃぶるい」どちら
「武者震い」は「むしゃぶるい」と読みます。
「武者(むしゃ)」と「震い(ぶるい)」が組み合わさった言葉で、音訓読みになります。
音訓読みとは、音読みと訓読みが組み合わさった読み方で、「重箱読み」とも言います。
「じゅう」は音読み、「ばこ」は訓読みであるからです。
「震」の訓読みは「ふる(う)・ふる(える)」ですが、「ぶるい」と読むのは連濁(れんだく)になります。
連濁とは、2つ以上の語が組み合わさる時に、読み易くする為に後に付く語を清音から濁音に変化させる文法です。
「武」の音読みは「ぶ・む」ですが、「武者震い」と表記する場合、「ぶしゃぶるい」とは読みません。
正しい読み方の結論
「武者震い」の正しい読み方は「むしゃぶるい」です。
「ぶしゃぶるい」とは読みません。
「武者震い」の意味
「武者震い」の意味は、「戦いや、重大な場面に臨んだ時に、興奮して身体が震えること」です。
これから大きな活躍を期待される場面で、気持ちがたかぶり、交感神経が刺激され、体温を上昇させようとします。
この時に筋肉を動かして発熱させようとする生理現象が「武者震い」なのです。
語源は「武人が戦に向かう前に、興奮して気持ちが高まり震える表巣」に由来しています。
基本的に、興奮して身体が震えることであり、不安や緊張感による震えとは違います。
「武者震い」の言葉の使い方や使われ方
「武者震い」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『決勝戦を前にして武者震いする』
・『ライバルとのプレゼン対決とあり武者震いする』
・『これは武者震いではなく身震いだと思う』
まとめ
今回は「武者震い」の読み方について紹介しました。
「武者震い」の正しい読み方は「むしゃぶるい」で、「ぶしゃぶるい」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。