物体や事実をゆがめることを表す言葉には「歪曲」があります。
この記事では、「歪曲」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「歪曲」の正しい読み方は「わいきょく」と「わんきょく」どちら
「歪曲」の正しい読み方は「わいきょく」であり、「わんきょく」とは読みません。
この言葉に使われている「歪」は音読みで「わい」、訓読みは「いびつ」の他にも「歪む」と書いて「ゆがむ」、「ひずむ」、「いがむ」と読みます。
「わいきょく」は漢字で書くと「湾曲」であり、曲がっている状態や弓なりになっている状態を表します。
正しい読み方の結論
「歪曲」の正しい読み方は「わいきょく」であり、「わんきょく」は間違いです。
「歪曲」の意味
「歪曲」とは物体をゆがめる時や、事実や情報をわざと伝える時に使います。
どちらも人為的に曲げたりゆがめる時に使いますが、事実や情報を「歪曲」する時は背後に明確な意志や意図が存在するものも多く存在します。
この言葉に使われている「歪」はゆがんでいる状態やいびつな形状を示す意味があり、正しくない状態を表す時にも使うことが可能です。
最近ではインターネットの情報やフェイクニュースなど様々な事実が「歪曲」されたものが増えてきました。
「歪曲」の言葉の使い方や使われ方
・『大きな爆撃があった街の被害は大きく、歪曲したビル街は酷い有様でした』
・『事実を歪曲した疑惑があった論文はネットで話題になり、多数の反論が上がりました』
・『歪曲されたインターネットの情報を判断するためにネットリテラシーは必要と思います』
まとめ
「歪曲」とは物体や情報をゆがめることを示す言葉であり、後者は意図的に事実をゆがめる場合に使われます。