この記事では、「泥濘」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「泥濘」の正しい読み方は「ぬかるみ」と「でいねい」どちら
「泥濘」には3つの読み方があります。
1つ目は「ぬかるみ」で、熟字訓という読み方です。
熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。
2つ目は「ぬかり」で、こちらも熟字訓になります。
3つ目は「でいねい」で、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
正しい読み方の結論
「泥濘」は「ぬかるみ」「ぬかり」「でいねい」の3つの読み方があり、意味は同じです。
「泥濘」の意味
「泥濘」の意味は、「雨や雪解けなどで、土がどろどろの状態になること」です。
土が水を大量に含んで、ぬめったり、人が足を取られたり、車輪が埋まって進みにくくなる状態のことです。
「ぬかるみ」「ぬかり」「でいねい」は名詞として使われ、動詞形は「泥濘む(ぬかるむ)」になります。
語源ははっきりしていませんが、「泥」は訓読みで「どろ」と読み「どろどろの状態」という意味、「濘」は訓読みで「ぬかるみ」と読むことから、同じ様な意味の漢字を組み合わせて「ぬかるみ」という言葉をあてはめたものと言われています。
「泥濘」の言葉の使い方や使われ方
「泥濘」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『泥濘(ぬかるみ)に足を取られる』
・『車輪が泥濘(ぬかるみ)にはまる』
・『泥濘(でいねい)とした人間関係だ』
まとめ
今回は「泥濘」の読み方について紹介しました。
「泥濘」は「ぬかるみ」「ぬかり」「でいねい」の3つの読み方があり、意味は同じです。
正しく読める様に覚えておきましょう。