この記事では、「洗礼」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「洗礼」の正しい読み方は「せんれい」と「あられい」どちら
「洗礼」は「せんれい」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「洗」の音読みは「せん」、訓読みは「あら(う)」、「礼」の音読みは「れい・らい」、訓読みは「のり・うやま(う)」です。
「洗礼」と表記する場合「あられい」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「洗礼」の正しい読み方は「せんれい」です。
「あられい」とは読みません。
「洗礼」の意味
「洗礼」の意味は、「キリスト教徒になる為の儀式、全身水に浸す、或いは頭部から水を浴びることで、罪を清めて生まれ変わることを意味する」から転じて、「将来的に影響を与える様なことを、初めて経験すること」「ある組織や集団の一員となる為に、避けて通れない試練」という意味です。
「洗」は「水で汚れを流し取る」から転じて「けがれを水で流しきよめる」という意味、「礼」は「社会生活上守るべき行動の形式」「儀式・制度など」という意味、「洗礼」で「けがれを水で流しきよめる儀式」になります。
本来は宗教用語で、ギリシャ語の「バプテスマ」を日本語訳した言葉です。
「洗礼」の言葉の使い方や使われ方
「洗礼」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『クリスチャンになる為に洗礼を受ける』
・『彼女の洗礼名はマリアだ』
・『転職してすぐに先輩から洗礼を受ける』
まとめ
今回は「洗礼」の読み方について紹介しました。
「洗礼」の正しい読み方は「せんれい」で、「あられい」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。