この記事では、「派出」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「派出」の正しい読み方は「はしゅつ」と「ぱしゅつ」どちら
「派」という漢字は訓読みでは「派(わ)かれる」や「派(つか)わす」と読み、音読みでは「は」や「はい」と読みます。
そして、「出」という漢字は訓読みでは「出(で)る」や「出(だ)す」、「出(いだ)す」や「出(い)づ」と読み、音読みでは「しゅつ」や「すい」と読みます。
「派出」の場合、「派」と「出」それぞれに音読みを当て、「はしゅつ」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「派出」の正しい読み方は「はしゅつ」になります。
「派出」の意味
「派出」とは、「仕事をさせるために人を差し向けること」を意味する言葉です。
「派出」が含まれる熟語には以下があります。
・「派出所(はしゅつじょ)」・・・派出された人が詰めて業務をする所や交番の旧称。
・「派出婦(はしゅつふ)」・・・一般家庭からの求めに応じて、家事を出向いて行う女性のこと。
・「派出看護師(はしゅつかんごし)」・・・病院や病人のいる家庭からの求めに応じて、臨時に出張する看護師。
「派出」の言葉の使い方や使われ方
・『未払い金の回収のために、スタッフを集金係として派出した』
・『排他的経済水域の警備のために、近くの貴地より複数の艦船が派出された』
・『自然災害が発生した地域に自衛隊やボランティアが派出された』
・『患者の家庭からの要望に答え、派出看護師が家まで出向いた』
まとめ
「派出」の正しい読み方は「はしゅつ」ということでした。
そして、「派出」という言葉は「仕事をさせるために人を差し向けること」という意味を含めます。