海外との関わりを報じるニュースなどでも使われる「流入」という言葉は、どのような意味を持ち何と読むのが正解なのでしょうか。
今回は、「流入」の正しい読み方と意味について解説します。
「流入」の正しい読み方は「りゅうにゅう」と「りゅういり」どちら
「流入」という言葉の読み方を漢字の読みから考えると「りゅうにゅう」と「りゅういり」になります。
「りゅうにゅう」と「りゅういり」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「流入」の正しい読み方は「りゅうにゅう」です。
「流」は「流域」【りゅういき】「交流」【こうりゅう】など「りゅう」と読みます。
「入」は「入学」【にゅうがく】「歳入」【さいにゅう】など「にゅう」と読むほか、「入口」【いりぐち】「入谷」【いりや】など「いり」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「りゅうにゅう」と「りゅういり」の2つのうち「流入」の正しい読み方は「りゅうにゅう」です。
「流入」の意味
「流入」とは、「流れて入り込むこと」を意味する言葉です。
川の水など液体が流れて入ってくることを表すほか、人や物が他の地域から妨げられることなく次々に入り込んでくるさまを表す場合にも使われます。
水の流れは勢いにのってとめどなく入ってくることからコントロールされていない状態でどんどん入ってくる様子を表すときに使う言葉です。
「流入」の言葉の使い方や使われ方
・『堤防が決壊し川の水が流入してきた』
・『汚染物質の流入を食い止める』
・『外国人労働者の流入が止まらない』
まとめ
「流入」は「りゅうにゅう」と読み「りゅういり」は間違いです。
場面によって異なる意味で使われるので読み方と意味をあわせて覚えておきましょう。