「流鏑馬」の読み方と意味とは?「やぶさめ」と「りゅうてきば」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「流鏑馬」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「流鏑馬」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「流鏑馬」の正しい読み方は「やぶさめ」と「りゅうてきば」どちら

「流鏑馬」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている三つの漢字の個別の読みに付いて、確認します。

「流」の漢字の音読みは、「リュウ・ル」で、訓読みは「なが(れる)」です。

また、「鏑」の漢字の音読みは「テキ」で、訓読みは「かぶら・やじり」です。

さらに「馬」の漢字の音読みは「バ・メ・マ」で、訓読みは「うま」です。

ここから、三つの漢字の音読みを繋げて読めば「りゅうてきば」と読めることが分かります。

しかし「やぶさめ」は最後の「馬」「め」とは読めますが、熟語全体としては、決して読めそうにありません。

さて、「流鏑馬」の正しい読み方は「やぶさめ」「りゅうてきば」の、どちらなのでしょうか。

正しい読み方の結論

結論としては、「流鏑馬」の正しい読み方は「やぶさめ」で、「りゅうてきば」と読むのは間違いと言えます。

先に個別の漢字の読みからは、読めそうにはないとした「やぶさめ」と読めるのは、これがいわゆる熟語全体に読みを当てる「熟字訓」と言われる読み方だからです。

こうした「熟字訓」は、漢字の読みから推察することも出来ず、覚える以外に方法がないと言えます。

日本語の読みの難しさの要因のひとつと言えます。

「流鏑馬」の意味

「流鏑馬」とは、「馬を走らせながら鏑矢で、3つの的を射る競技のこと」で、現在も神事等として行われています。

「流鏑馬」の言葉の使い方や使われ方

・『昔ながらの流鏑馬は下賀茂神社や鶴岡八幡宮などで、神事として現在も行われています』
・『流鏑馬では手綱を持たずに馬を走らせる必要があり、これだけでも非常に難しいと言えます』

まとめ

「流鏑馬」の正しい読み方は「やぶさめ」で、「りゅうてきば」と読むのは間違いです。

また、この「流鏑馬」とは、「馬を走らせながら鏑矢で、3つの的を射る競技のこと」を意味する言葉です。

読み方
シェアする
言葉の読み方辞典
タイトルとURLをコピーしました