「浅海」はどういった読み方で読むのが正しい言葉なのでしょうか。
今回は、「浅海」の正しい読み方と意味について解説します。
「浅海」の正しい読み方は「せんかい」と「あさかい」どちら
「浅海」という言葉の読み方として「せんかい」と「あさかい」の2つを考えつきます。
「せんかい」と「あさかい」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「浅海」の正しい読み方は「せんかい」です。
「浅」には「浅慮」【せんりょ】「深浅」【しんせん】など「せん」という読み方と、「浅瀬」【あさせ】「築浅」【ちくあさ】など「あさ」という読み方があります。
「海」は「海浜」【かいひん】「航海」【こうかい】など「かい」と読みます。
漢字の読み方から考えられる「せんかい」と「あさかい」のうち「浅海」の正しい読み方として辞書に掲載されているのは「せんかい」です。
辞書には「浅海」ひとつしか読み方が掲載されておらず「あさかい」という読み方は間違いです。
「浅海」の意味
「浅海」とは、「浅い海」を意味する言葉です。
一般用語としては水深の浅い海全般を指す言葉ですが、専門用語としては海岸から大陸棚の外縁部までを指します。
水深200メートルが基準になっており水深200メートル未満の海を「浅海」、水深200メートルよりも深い海を「深海」【しんかい】と区分しています。
「浅海」の言葉の使い方や使われ方
・『浅海の魚について調査する』
・『浅海の地下資源を採掘する』
・『浅海に生息する魚』
まとめ
「浅海」は「せんかい」が正しい読み方で「あさかい」ではありません。
反対語にあたる深海と比べると使用頻度が低くあまり知られていませんが、難しい言葉ではないので意味と読み方を覚えておきましょう。