この記事では、「海馬」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「海馬」の正しい読み方は「かいば」と「たつのおとしご」どちら
「海馬」には数多くの読み方があります。
1つ目は「かいば」という読み方で、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
2つめは「うみうま」という読み方で、訓読みになります。
訓読みとは、漢字に日本での意味をあてはめた読み方です。
3つ目は「とど」という読み方で、熟字訓になります。
熟字訓とは、2文字以上の語(熟字)に、言葉の本来の意味をあてはめて、普段使わない読み方にする文法です。
正しい読み方の結論
「海馬」は「かいば」「うみうま」「とど」と読み、読み方により意味が違ってきます。
日常的に様々な読み方がありますが、辞書に載っているのは上記の読み方だけです。
「たつのおとしご」は「かいば」「うみうま」の別名で俗語的な読み方になります。
「海馬」の意味
「海馬」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「かいば」と読む場合、「セイウチの別名」「たつのおとしごの別名」「大脳にあり、本能や記憶に影響を与える部位、たつのおとしごに似た形状をしている」という意味です。
「うみうま」と読む場合、「たつのおとしごの別名」という意味です。
「とど」と読む場合、「アシカ科の海獣」という意味です。
「たつのおとしご」は、海に生息していて馬の様な形をしていることが由来です。
「とど」は、海にいる馬の様に大きな獣であることが由来です。
「海馬」の言葉の使い方や使われ方
「海馬」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『病院で海馬(かいば)に異常がないか検査する』
・『ダイビングしてで海馬(うみうま)を見る』
・『水族館で海馬(とど)のショーを見る』
まとめ
今回は「海馬」の読み方について紹介しました。
「海馬」は「かいば」も「うみうま」「とど」が正しい読み方です。
「たつのおとしご」は俗語的な読み方ですので、正しく使える様に覚えておきましょう。