「深謝」はどのように読むのが正しい読み方で何を意味する言葉なのでしょうか。
今回は、「深謝」の正しい読み方と意味について解説します。
「深謝」の正しい読み方は「しんしゃ」と「ふかしゃ」どちら
「深謝」という言葉の読み方を漢字の読みから考えると「しんしゃ」と「ふかしゃ」の2つのうちどちらかになります。
「しんしゃ」と「ふかしゃ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「深謝」の正しい読み方は「しんしゃ」です。
「深」には「深淵」【しんえん】「水深」【すいしん】など「しん」という読み方と、「深酒」【ふかざけ】「深手」【ふかで】など「ふか」という読み方があります。
「謝」は「謝罪」【しゃざい】「感謝」【かんしゃ】など「しゃ」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「しんしゃ」と「ふかしゃ」のうち「深謝」の正しい読み方は「しんしゃ」です。
辞書に書かれている正しい読み方は「しんしゃ」のみで「深謝」を「ふかしゃ」と読むことはありません。
「深謝」の意味
「深謝」とは、「深い感謝の気持ち」もしくは「深い謝罪」を指す言葉です。
「深謝」は謝意の程度が深いことを表します。
謝意とは相手に対する心からの気持ちのことでありがたさを示す感謝の気持ちと申し訳なさを示す謝罪の気持ちの2つの意味があります。
「深謝」はこれ以上ないほど深い謝意を意味する言葉であり軽々しく使うものではありません。
何度も頭を下げるような大きな謝意が「深謝」です。
「深謝」の言葉の使い方や使われ方
・『ご心配をおかけいたしましたことを深謝いたします』
・『平素よりのご愛顧に深謝いたします』
・『ご厚情に深謝いたします』
まとめ
「深謝」は「しんしゃ」が正しい読み方で「ふかしゃ」ではありません。
ビジネス表現としてよく使われる言葉なので定型文と組み合わせて覚えておきましょう。
