この記事では、「混沌」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「混沌」の正しい読み方は「こんだく」と「こんとん」どちら
混沌の漢字表記を目にした人の中には、こんだくという読み方をする人もいるのです。
所が混の漢字には、こんという読み方があるものの、沌の漢字には、だくという読み方はありません。
そのため混沌は、こんだくと読む事は出来ず、こんとんと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
混沌は、こんとんと読むのが正解な言葉です。
というのも混には、こんという読みが存在する上に、沌の漢字も単体で、とんと読む事が出来ます。
なので混のこん読みと、沌のとん読みをシンプルに合体させて混沌は、こんとんと読む事が可能です。
「混沌」の意味
混沌は、まじり合うや理性が働かない、道理に暗いといった意味を持っている混の漢字に、乱れるや濁る、塞がる等の意味を有している沌の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ混沌は、物事が無秩序で、纏まりを欠いている状態を表すのです。
「混沌」の言葉の使い方や使われ方
・『この所の世界情勢は、非常に混沌としていて思わず不安を覚えます』
・『僅差で首位のチームが今日の試合で負けた事で、優勝争いは混沌として来た模様です』
・『休日になるとその通りには、多くの地元民と観光客が訪れてとても混沌としています』
まとめ
混の漢字は単体で、こんと読めますが、沌の漢字には、だくという読みはありません。
なので混沌を、こんだくと読む事は出来ず、この様に読むのは間違いです。
混沌は、こんとんと読むのが正解な言葉となっています。
更にそんな混沌は、物事に秩序がなくて纏まっていない状態を示す際に、使用する言葉です。